北海道苫前町にチラシ配布

昨年11月30日、NEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)により研究開発が行われている、水素製造システムの実証試験設備において、屋根やシャッター等が破損する爆発事故が起きました。

今年6月8日、町民に対し事故の説明会が開かれたようですが、その資料を見ても原因ははっきりしません。それどころか、資料には恐ろしいことが書いてありました。「水素」はそのままでは運べません。そのため、製造した水素をトルエンと反応させてMCH(メチルシクロヘキサン-液体)にし、それをドラム缶で運ぶというのです。しかし、トルエンもMCHも危険物、毒物です。

苫前町は、この事業に関し、事故防止協定や公害防止協定さえも結んでいません。

なぜ、稚内の風力発電を考える会がチラシを配布するのか不思議に思う方がいると思いますが、この事業とは異なるものですが、稚内市においても再生可能エネルギーを活用した水素の利活用を行っており、全国各地でも同様な技術開発を行っているからです。遠い地で行われている事ではありません。明日は我が身です。

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